赤ちゃん連れ旅行

一歳4ヶ月の娘がこれまで訪れた国は6カ国10都市。

帰省や旅行で利用したフライトもかなりの回数になってきました。

 

子連れ旅の極意を聞かれることもしばしば。

今日は、子連れで旅行する際に私たちが気をつけていることを記したいと思います。なお、長距離フライト編は過去記事にあるので覗いてみてくださいね。

 

 

◉飛行機

赤ちゃんのご機嫌は睡眠にかかってると信じているので、できるだけいつもの起床と就寝時間をずらす必要のないフライトを選んでます。お昼寝の時間と被ると最高。

機内での離乳食は、和光堂のお弁当セットを持参。スプーンもついてる上に何かにあける必要がないので本当に便利。使い捨てビブも必須です。ストローマグは、高度が上がってから一度本体側の口を開けて圧を抜くこともお忘れなく!一度うっかりストローがある方の蓋を開けてしまい、ピューっと麦茶が辺り一面に吹き出した経験があります。。

 

◉ホテル選び

町歩きが楽しい滞在先の場合、観光地のど真ん中にあるホテルを取ります。目的は、気軽に何度もホテルに戻れること。授乳やオムツ替えに便利なのはもちろん、旅先ではベビーカーや抱っこ紐で拘束されがちな赤ちゃんの体力を発散させるのがいちばんの目的です。

ハイハイやズリバイの赤ちゃんは特に、ホテルは中心地にとることをおすすめします。日に2〜3度お昼寝をする場合は、そのうち一回は静かなホテルのベッドで休ませるのも重要。睡眠と運動がしっかりできていると、ご機嫌でいてくれる時間も長くなります。

 

景色を楽しむことが目的の場合には、中心地よりも景色が売りのホテルを選択。よく調べた上で、ホテルにも電話してコンファームしてもらいます。赤ちゃんが小さいうちは、町歩きもほどほどに、景色を楽しむのがおすすめ。赤ちゃんのご機嫌や体調を気にせず、ゆったりとホテルの部屋から景色を楽しめると、お互い心に余裕がうまれます。

 

キッチン付きがどうかは、あるに越したことはありませんが、そうすると選択肢がかなり狭まります。なので、私たちは2,3日の旅行なら、スーパーやパン屋さんで、果物、プラーンヨーグルト、パンなどを調達してしのいでいます。

食べ慣れたベビーフードも、日数×1個は必ず持参しています。

 

バスタブの有無は、赤ちゃんが一人で座れないうちは必須です。大きくなり、シャワーブースでも何とかシャワーを浴びられるようになった今も、できるだけバスタブ付きを選択しています。  

 

◉移動はタクシー

ホテル⇄空港や、中心地⇄ホテルは、基本的にはタクシーやホテル手配の車を利用しています。バスや電車よりも高いことが多いですが、子連れ旅に待ち時間は本当に無駄…機嫌が良いならその時間は勿体無いし、機嫌が悪ければなおさらサクッと移動してしまいたい。必要経費として割り切っています。

 

◉子連れ難易度MAX 美術館

静かにして欲しい場面なんて、赤ちゃんには知ったこっちゃないですよね。でも美術館巡りも旅の楽しみ。私たちは、見たい絵を絞って、夫婦交代で見学しています。片方が美術館のベンチで娘を遊ばせているうちに、もう一方が見学、交代!

騒がないように、ヒヤヒヤあやしながら見学するよりずっと気持ちが楽です。お昼寝の時間に合わせて見学するのも手ですけど、できればお昼寝は昼食に当てたいので…!

 

最後に、小さな赤ちゃんとの旅で一番気になる、オムツ替えと授乳問題。

日本で生活している方には驚かれるかもしれませんが、オムツ替えは……ベビーカーをフラットにして行います。トイレの中でもいいし、ベンチでも、なんならレストランでも。(レストランはお店によります。必ず店員さんに許可を取りましょう。スペインやイタリアなら基本okなことが多いですが、ドイツやイギリスはどうかしら…)

最初は驚きましたが、海外ではオムツ替え台がないことも多いので、ベビーカーでの交換は一般的。日本でも、衛生面が気になる場所では、ベビーカーを使うようになりました。

使い捨てチェンジングマットを敷いてオムツ替えしています。

 

レストランによっては、空いているテーブルから、食器を片付けてタオルを敷いて、「さあここでどうぞ!」なんて言ってくれるお店もあります。親としては気が引けますが、当たり前にやってくださるので、そういう文化なのかも。

 

最後、授乳はどこで…?

正解は、ベンチで青空授乳です!!

欧州内、いろんな国を回りましたが、授乳室はほとんど見かけないです。イギリスやドイツなどは別かな。

ママたちは、ベンチやスタバ、カフェ、レストラン、授乳ケープなんぞせずにものすごく自然に授乳しています。私は日本人が近くにいると、視線が気になるのでケープをしますが、やはり普段は全然使っていません。

 

スタバでママ友数人とお茶したときに、全員がコーヒーを楽しみながら、そのままペローンと授乳を開始して、笑ってしまったことも。

文化、ですね。

 

 

ぜひ皆さん、心配なさらずに、堂々と授乳もオムツ替えしましょう〜!

ただし、これは欧州で生活している経験に基づくもので、国や地域によっても差があるかと思います。事前に調べて行ってくださいね!

 

旅行中、赤ちゃんを連れているととても親切にしていただくことが多いし、可愛がっていただく機会もたくさんあります。準備は万端に、でも気負いすぎず、楽しい旅行の思い出を作ってください。