子連れヴェニス⑴
子連れ難易度高めと言われる、盛夏のヴェニスに行ってきました!
ヴェニス、ベニス、ヴェネチア、ヴェネツィア、ベネチア、ベネツィア…?ここではヴェニスでいきたいと思います。
大型客船の寄港地でもあり、唯一無二の美しい景観に観光客が押し寄せるヴェニス。人と階段が多すぎて、子連れには厳しいかと思われましたが、帰る頃には「ヨーロッパで一番良かった…」と家族で感嘆したほど。
今回はそんな旅の、赤ちゃん連れ旅に絞って簡単な記録を。
◉ホテル
両親と夫、あんよを始めたばかりの娘の五人での旅だったので、ホテルではなくアパートメントを予約。アカデミア橋の近くの一軒家にお世話になりました。
中心地にあり、「冷房がきちんと効いて部屋数が三つ以上」という条件で探したところ巡り会えたアパート。オーナーも親切で冷蔵庫いっぱいの食料がありがたかったのですが、清潔感にかけるのと、一軒家ということで階段があり子連れに不向きだったので紹介はしません…
◉空港から中心地までの移動
空港から市街地までは、バス(陸路)、タクシー、水上バス、水上タクシーのいずれかで移動します。
陸路は手頃な価格が魅力ですが、中心地は車両の通行ができないため、ローマ広場までしかいけません。かなり歩く…身軽な若者はいいかもしれませんが、子連れや年配の方にこの選択肢はないでしょう。
水上バスも、空港から乗るまでに結構歩くこと、バス停にスリが山ほどいること、また飛行機の発着時間によっては30分以上待つことを考慮して、ホテルのオーナーに頼んで水上タクシーを手配してもらいました。
空港の到着出口でドライバーが待ってくれているので、そこからホテルの目の前までスーイスイ!
便利なだけでなく、ヴェニススの美しい景色を満喫できて、大感動!帰りも同じように水上タクシーをお願いしました。
片道120€となかなかのお値段にひるみましたが、本当に楽だったし、そこからうっとり眺めたヴェニスの景色には変えられません。必要経費。。
※ベビーカーは畳まず、そのまま載せられました。娘が寝ていたので大助かり。
◉ベビーカー問題
とにかく階段が多いし、人も多い。ベビーカーは持って行かない方がいいなんて記事をたくさん見かけて悩んだヴェニス旅行。
娘はこの時よちよち歩きで、お昼寝二回の一歳児。結局私たちはいつもの旅のおとも、BabyZen Yoyoを持参しました。
夏は気温も高い上に湿度が高いので、ずーっと抱っこ紐をしているのは、赤ちゃんにも親にも負担。
飛行機を降りた瞬間から使えるし、お昼寝の時やレストランに行った時など、持って行って良かったーと思いました。
それでもやっぱり、想像以上に我々の前に立ちはだかる美しい橋と階段の数々に、心折れそうになったことも…
道は石畳でガタガタなので、4kgほどの超軽量ベビーカーは、押すのすら疲れる、場合によっては車輪が取れるなんてこともありうるかもしれません。
逆にBugaboo Camereonのような車輪が大きい、海外でよく見る戦車のようなベビーカーだったら、階段もそのまま上り下りできて良かったのかも。
それでも街中で出会ったベビーカー、banyzen yoyoばかりでしたけど…
幸いホテルを中心地に取っていたので、朝など人の少ない時間帯は、ベビーカーを置いて、エルゴを装備しつつ、娘をあんよでお散歩させたりもしました。場面や状況に応じてという感じでしょうか。
簡易のベビーカーをさっと購入できるような雰囲気でもなかったし、やっぱり持って行った方がいいと思います。